重要無形文化財保持者(人間国宝）、小宮康孝(こみややすたか)氏の江戸小紋着物です。 小宮康孝氏は同じく人間国宝であられた父・小宮康助(こみやこうすけ)氏のもとで厳しい修行に励み、昭和53年には父についで重要無形文化財「江戸小紋」の保持者に認定されました。 衿下先に作家物の落款が配されています。 こちらは小紋三役の鮫小紋のお柄を染め上げた作品です。 お裾には蝶の文様が染め描かれております。 家紋は入っていませんのでカジュアルにも、ご自身の家紋を付けてセミフォーマルにもお使いいただけます。 美術品としても希少価値が高まるかと思いますので、何代も後世に伝え残すことができる一品です。 お手持ちの袋帯や名古屋帯と合わせてぜひご愛用いただければ幸いです(^^) ●和色： 石竹色 (せきちくいろ)に近いです 八掛は桃色 (ももいろ)に近いです ●サイズ： バチ衿、袷仕立て 家紋は入っていません 身丈 158cm 裄丈 64cm 袖丈 56cm 前幅 23.5cm 後幅 29.5cm 裄の縫い込み 片側約2cm ※素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。 ●素材： 着物地、胴裏、八掛ともに正絹 ●状態： 袖にしつけ糸が付いています。 少し前の作品ですが汚れはなく綺麗で状態は良好です。 品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。 ●その他、注意事項： お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。 【小宮康孝　こみややすたか】 大正14年 東京台東区浅草生まれ 昭和53年 重要無形文化財「江戸小紋」の保持者に認定 昭和60年 東京都文化賞 昭和63年 紫綬褒章 様々な賞を受賞され、また古型紙の収集・研究を行い、伝統的な小紋型の復元に努め、後継者の育成にも尽力されていました。 平成29年に惜しまれつつもその永き生涯を終えられました。 現在の小宮家は、ご子息の小宮康正さんが平成30年に人間国宝になられており、初の三代連続の人間国宝としてご活躍しております。 他にも着物、帯、和装小物、アンティーク、ブランド作家など多数出品中です♪ こちらから是非ご覧下さい #かふぇきもの